いよいよ最後の4匹目、ギンさんの登場です。

ギンとの出会いはアビを保護して譲ってくれた方から「また保護しちゃったんですけど、もう1匹は無理でしょうか?」と電話があったのがきっかけでした。
もちろん4匹目なんて無理無理…とお断りしましたが、
たまたま電話を聞いていた旦那が「今の電話なに?」と聞いてきたので
「カクカク…シカジカ…」と話したところ、
「ちょっとだけ預かってあげようか」という話になり、
「ちょっと」が「ずっと」で今に至るという次第です。
しかしこのギンさん、人見知りと用心深さが半端なく、いまだに私には抱っこできません。
連れてきた日から3日間くらい、ずっと娘のベッドの下に隠れていました。
(アビもそうだったけど、避難場所になりやすいらしい)
エサを与えても人がいるときは出てこなくて、ベッドの上で静かにしているとそっと顔を出し、ササッとえさを加えてベッドの下へ戻る…の繰り返し。
それでも娘とアビには慣れてちょっとずつベッドから出ている時間が長くなり、娘とアビが1階にいると階段の上で待つようになってきました。
ネコ好きの旦那がその様子を見ておもちゃを振って呼んだところ、やっと1階へ降りてきて、ほかの猫たちとご対面となった…という本当に用心深いネコです。
そんな用心深くてなつかないコだったので、困ったのが去勢手術

まず抱っこできないのでケージにどうやって入れよう…と悩み、後回しにしていたら案の定、おしっこをあちこちにし始めました

いやぁ、可愛くないうえにおしっこまでするなんて!
もうドアを開けて逃がしちゃおうかと何度思ったことか…(ネグレクトってやつですね)
けっきょく、オーシャン動物病院に電話で相談したら、「予約なしでも去勢手術してあげるから、とにかく捕まえられた時に連れていらっしゃい」というありがたいお言葉

本来なら手術当日は朝ご飯を抜くとかいろいろ面倒なのに…
そして捕まえる際の服装などいろいろご指導いただいて、よし!まずはケージを出してみよう!と準備してみたところ、意外や意外、本人がスルッと入ってくれました

引っ掻かれるのを覚悟してたのでこの点ではギンさんに感謝です。
無事にオーシャン動物病院で去勢してもらったら、おしっこもピタッと止まりました。
やはり本能なんですね。
その後も相変わらず用心深いんですけど、だいぶ気を許してきたようで娘には抱っこされかけます。
やたらと甘えてすり寄ってきたりもしますが、突然ビビって引っ掻こうとしたり、飛びのいたりするので、安心して撫でられないんですよね…
それにしてもアビはやっぱり面倒見がいい。
ギンさんとチビはとっても仲が悪いのですが、喧嘩してるとアビが仲裁に入り、首のところを噛んで「フミャミャミャフミャミャミャ…」と怒ったりします。
2匹が近くで寝てると間に割り込むようにして寝るし…
ネコにもこういう面倒見の良い性格というのがあるんですね。
これで我が家の4匹の紹介は終わりです。
また時々、ネコたちの近況や通り過ぎて行ったネコの話も書きますね。
パソコン倶楽部のブログなのに、すっかり私物化してすみません
